自宅にサーバー仮想化基盤を構築したい話。 -其の壱-

こんにちは。

今日は複数の記事を投稿しようと思います。
理由としてはこの金土日月の間にいろいろな事があった為、忘れる前にまとめようと思ったからです。

先週の日曜日に、知り合いの先輩エンジニアが引っ越す事になり、その引っ越しの手伝いをしました。

引っ越しの際にサーバー類の話をいろいろと聞かせていただきました。

その人はProxmox VEを使用してほとんどのサーバーを仮想化していたのでサーバーの台数が少なかったのです。
自分も1年後に引っ越しを控えている為、今動いているサーバー類を仮想化して来年の引っ越しに備えようと思いました。
あとサーバー仮想化基盤ってめっちゃロマンあるやないですか

実は元々構想はしてあり、OpenStackを使用した仮想化基盤を作ろうと思っていました。

思い始めは、数年前。
自分がフルスタックエンジニアを目指すきっかけになった憧れの先輩がいるのですが、
その先輩がOpenStackを使用して様々なことをやっていました。
その姿を見て自分もやってみたいと考えていました。

そして今回、いろいろな人がサーバー仮想化をして便利に使っているのを見て
本気で構築しようと思い至った次第でございます。

本気で構築する前に

本気でサーバー仮想化基盤を構築する為にいろいろ細やかな事を考えていきます。
まず、何がやりたいのか

  1. サーバー仮想化基盤ほしい
  2. 今動いてるサーバーを仮想化してサーバーマシンを実家に送って使いたい
  3. 検証環境を仮想化していろいろと楽にしたい
  4. 新しくサーバーを立てる時に楽をしたい

となっています。

1はそのとおりです。やっぱロマン有るじゃないですか。

2ですが、今動いてる物理サーバーを仮想化すると複数台新たに使用することができるようになります。

3についてですが、エンジニアの方々ならわかっていただけると思いますが、
検証用のネットワーク機材やらサーバーやらが増えてくると思います。
今現在でもそれなりの台数が手元にあり空間を圧迫しています・・・。(サーバーラックの中に収納してるので圧迫してはいないんですが)
VyOSなど仮想化できそうな物は全部仮想化して、検証用ネットワーク専用NICを追加して、物理を最小限に収めた検証ネットワークを構築できるようになるといろいろ楽そうじゃないですか。

4番。
実はまだまだ欲しいサーバー類が多数あります・・・。
WindowsServerも構築したいし・・・
ですが専用のPCをいちいち用意するのは容易ではありません。
仮想化基盤が用意されていれば、リソースが許す限りいくらでも構築できるので先の問題も解決します。
この点メリットが私の心を動かしました。

レンタルサーバーじゃだめなの?

結論からいうとだめです。
電気代等の事を考えたら明らかにレンタルサーバーの方が便利です。
だめな理由としては

  1. 所有欲を満たせない。
  2. 完全なローカル環境を作れない
  3. 物理層に近い部分で柔軟に対応しにくい
  4. インスタンスを増やす度に課金額が増える

等となります。

1は仕方がない。ロマンは捨てられない。

2ですが、自分は外部に公開するサーバとローカルのみで稼働させるものはなるべく分けるようにしています。
というか外部に公開しているのはVPNサーバーのみでガッチガチにしてあるんですが
ローカルネットワーク内にあるサーバーはセキュリティがとてもガバいです。
そらもう怒られるくらいにはガバいです。
セグメント分け?しらんな。
そのうち整えます。はい。すみません。
基本VPNで接続して使用するようにしています。

3はなんとも言えません、絞り出したみたいなものです。
最近ではNICを追加したりするのも簡単に行えるサービスがほとんどで
物理層を柔軟に扱えないサービスは意外と少ないです。
ですが、流石に純物理には柔軟さで負けます。
今回のように、VyOSインスタンスと手元のCiscoルーターでルーティングしながらVyOS側の仮想サーバーとCisco側の仮想サーバーを接続する
と言ったような事が難しいです。
検証用ネットワークの一部を請け負わせるには不向きですね。
イメージ↓
Untitled.png
レンタルサーバーは万能ではないということですね。

4のインスタンスを増やす度にかかる金額が増える。
貧乏学生にこれは結構きついです。いろいろあるんです。
これに関してはあまり追求しないでください(思考放棄)

ではレンタルサーバーでは駄目だということがわかったので
もっと細かく考えていきましょう!

次の記事(自宅にサーバー仮想化基盤を構築したい話。 -其の弐-)


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“自宅にサーバー仮想化基盤を構築したい話。 -其の壱-” への3件のフィードバック

  1. […] 其の壱の最後の方で長々と語ったように、検証環境(実験環境)の仮想化。 […]

  2. […] この記事は自宅にサーバー仮想化基盤を構築したい話。(其の壱)の続きの続きとなります。 […]

  3. […] この記事は自宅にサーバー仮想化基盤を構築したい話。(其の壱)の続き(其の弐)の続きとなります。 […]

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