仮想化基盤OSについての話。

続きその壱です。

仮想化基盤OSと仮想化ソフトウェアの上下二部構成になっております。

自宅にサーバー仮想化基盤を構築したい話。 -其の肆-

仮想化基盤OSについての話。 いまココ!

仮想化ソフトウェアについての話。

仮想化基盤OS

仮想化基盤OSも沢山の種類があるので知ってる限り上げてみます

  1. ESXi(ESX)
  2. XenServer
  3. XCP-ng
  4. ProxmoxVM
  5. Nutanix(Community Edition)

くらいでしょうか、不足等あればこっしょり教えてください。勉強してから追記します。

ESXi

まっさきに思いついたのが ESXi です。

これはVMwareが作っている仮想化基盤です、詳しいことはこちらをご覧ください。(投げやり)

ちなみにこれは

UnsupportedCPU

と言われてしまったので無しになりました。

近いうちに友人のPCがESXiになる予定なのでその時に記事を書きます。

XenServer

次に思いついたのがこいつです。

XenServer。こいつも一応商用ソフトなのでライセンスとかいろいろ面倒ですが、一応無料で使う事も出来るので使ってから今後使っていくかどうか決めます。

インストール

インストールはかなり楽でした。

やった事といえばIPアドレスを指定してあげて、Rootユーザーのパスワードを設定してあげたくらいです。

使ってみた

使い心地は微妙ですね。

GUIのClientソフトウェアはWindowsにしかなくLinuxメインで作業をする私はコマンドを使って操作するしかありません。

直感的ではなくやや使いにくいと感じました。(CUIでもある程度直感的に作業できますけどね。)

インストール後起動してすぐインストールに使った画面に操作画面が出てたのはGood。

Windowsの管理用アプリケーションXenCenter程ではないですが扱いやすかったです。

WebUIがあれば完璧なのに・・・と思っていました。

そしたら・・・?

XCP-ng

こいつはXenServerベースの仮想化基盤OSです。

公式サイトはこちらです。

日本語の記事はほとんどありません。

何なら一番最初の日本語記事を作れちゃいます。

そんな知識ないですけどね

XenServerと違いWebUIがついているのはかなりでかいです。

インストール

XenServerとほとんど変わらず、XenServerからアップグレードする形でインストールする事も可能なようで、XenServerからの乗り換えは簡単そうでした。

XenServerの使い心地を知るためにXenをインストールしていたので、せっかくならアップグレードしてみようという事でアップグレードインストールにします。

使ってみた

あたりまえですがアップグレードした場合ホストネームは変わりませんでした。

どうやらXenCenterを使いまわす事はできないようです。

かわりにXCP-ngCenterというツールがWindowsにあります。結局Windowsじゃねーか

このツールぱっと見XenCenterと変わりません。そのままでもいいじゃないか

肝心のWebUIを使ってみましょう。

WebUIを有効にするにはSSHか何かでShellにログインする必要があります

画面がついている状態なのでLocal Command Shellを使ってログインします。

ユーザー名とパスワードが聞かれるのでXenServerだった時に設定したものを入れます

ちなみにこんな画面です。

img_20190115_01480815713365117884921471.jpg

 

ログインに成功したらWebUIを有効にするコマンドを打ちます。

公式サイトにも書いてあるのですが

$ bash -c "$(curl -s http://xoa.io/deploy)"  

と入力をしてエンター。

IPアドレスを設定したりといろいろ出てきます。ここでちゃんとIPアドレスを設定しないと後々面倒です。

コマンドの実行が完了後、サーバーのIPアドレスをブラウザに入力してみても変わらず。

内部にXOAというVMができていたのでそのVMのIPを調べてブラウザでアクセスしてみました。

 

xcp-ng

 

どうやら当たりのようです。

詳しくはわかりませんがxen-orchestraという物に何か関係があるようです。

ではログインしてみましょう。

ユーザー名は公式リファレンスにadmin@admin.netとありましたのでそれを入れます。パスワードも同様でadminと入力します

 

xcp-ng2

 

ログインできましたね

いろいろ設定してみましたが、ライセンス周りがいろいろ厄介です・・・。

使ってみた

WEBUIの使い心地を書きます。

いろいろ問題がありそうですが、普通に使用する分には大丈夫そうです。

そこはかとなくOpenStackっぽさが漂ってくるUIですがたぶん私の気のせいです。

Serverを1台立ててみます。

ここで問題発生。外付けのディスクドライブを使用する事ができませんでした。XenServerのときはちゃんと認識していたのですが、今回は認識しません。インストールディスクとして使っているUSBメモリでも駄目そうです。

でも裏側のUSBポートに接続したら解決しました。ほぼハマりかけました。

物理ドライブを使用する場合VM(インスタンス?)を構築して起動する前に手動で指定してあげる必要がありそうです

 

xcp-ng-3

 

ちなみにXenServerの時に入れておいたUbntuServer(仮想)は起動しませんでした。CPU周りの設定で矛盾が発生してしまっているようです。安易に乗り換えるものじゃなさそうですね。

そのうち専用記事を書くつもりなのでそんな多くは書きすぎません。

ProxmoxVM

大本命です。

元々の構想ではProxmoxVMを使って仮想化基盤を作ろうとしていました。

インストールも簡単、使い慣れたDebian系Linux。

WebUIから操作するOSなのですが・・・

どうやら下調べをせず入手した今回のサーバーでは動作しないようで・・・

Proxmoxを使うという当初の計画はなかった事になりました・・・。

Nutanix

これに関しては本当にわからないです。

ISOを入手するためにはアカウントを発行する必要があるのですが、アカウントを発行しようとしたらビジネスメールアドレスが必要と言われてしまいました。

ビジネスメールアドレスなんか持っていないので二進も三進も行かず、諦めてしまいました・・・。

機会があれば挑戦します。


後半へ続く。


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コメント

“仮想化基盤OSについての話。” への2件のフィードバック

  1. hashy0917のアバター

    ToDo:Hyper-V Serverについて追記する

  2. […] VirtualBoxではリアルじゃないと思う方もいるので、よりリアルな環境に近づけるために仮想化基盤を用い、ネットワークやサーバーを構築します。 […]

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